同じ言語は話せないのに、「猫に言葉が通じた…!」と感じることは不思議とあるもの。漫画家てらちあさんは野良猫のフン害に悩まされていた頃、“あるお願い”をしたところ、猫ちゃんの行動に思わぬ変化が起きました。

また、「マンマあげる方をやりたい」と言ったからか、その後、子猫を託されて初めての猫飼いライフを送ることに…!野良猫ちゃんとの“その後の関係”や、猫飼いとなったことで知った猫の魅力をうかがいました。
野良猫に気持ちを伝えたら”フン害”が激減!
この体験をしたのは、2019年のこと。猫ちゃんは、近隣住民からご飯を貰っている地域猫でした。驚くべきことに、このやりとり以来、フン害は激減。この7年間のうち、庭にうんちをされたのは、わずか2回程度なのだとか。
毎日フンをされていたのが嘘みたいです。
ただ、猫ちゃんにとって、てらちあさんの庭は心地のいい場所のよう。7年経った今も天気のいい日には庭へ来て、日向ぼっこを楽しんでいます。
来た時は、『シロちゃん元気か』など、短く声をかけています。返事は特にありませんが、すごく警戒されている感じはしません。『ここでゆっくりしても構わない』が伝わっている気がします。
車のエンジンルームにいた子猫を保護
そう話すてらちあさんは、地域猫ちゃんとのやりとりからしばらく経った2019年6月に子猫を保護することとなりました。きっかけは、自宅周辺から子猫の鳴き声が聞こえたこと。

姿は見当たらなかったので、お母さんとはぐれたのかなと思い、1日様子見していましたが、翌日、車のエンジンルームから鳴き声が聞こえて…。
急いで子猫をエンジンルームから追い出すも、翌日も子猫は同じ場所へ入り、「ミャーミャー」。事故に巻き込んでしまったら、怖い。そう思い、保護を決意しました。

見た目がかなり違うので、シロちゃんの子ではなさそうです。風格のあるキジトラも家のまわりをよく通るので、もしかしたらその子の子どもなのかもしれません。
保護して初めて知った”猫の賢さ”
動物病院へ連れて行くと、子猫の体にはノミのフンがたくさん。しかし、幸い健康状態に問題はありませんでした。
推定3ヶ月ほどの子猫は、「カラメル」という名前を貰い、正式に家族の一員に。お迎え後、てらちあさんはトイレの様子を見て、猫の賢さを知りました。

人間の子どもみたいにトイレトレーニングが大変なのかと思っていましたが、猫のトイレ砂に置いた瞬間、すぐおしっこをしたので驚きました。
一緒に暮らす中で、カラメルちゃんはお喋り好きな猫に成長。娘さんがギターを弾くと、「ワニャニャニャ」と鳴いて、デュエットをします。

もしかしたら、ギターの音が体に響いて不快なだけかもしれませんが、一緒に歌っているようにも見えます(笑)
飼い主だけにしか見せない表情を持つ猫という生き物が尊い
実家では犬と暮らしていた、てらちあさん。フン害に悩まされたこともあり、猫に対しては正直、あまりいいイメージは持っておらず、クールな動物なのだろうと想像していました。
ところが、実際に猫と暮らしてみると、情に満ちた生き物だということに気づいたそうです。

猫漫画を描くこともある
タイミングを見計らって甘えてきたり、具合の悪そうな時は寄り添ってくれたり、家族の一員なんだなと感じます。
猫には、飼い主だけに見せる表情が多くあるように思う――。そう話すてらちあさんは、すっかり猫好きに。今年の2月22日(猫の日)には他のクリエイターらと共に、フェリシモ猫部が開催する「地域猫応援活動チャリティー2026」に参加しました。
このイベントでは、各クリエイターがオリジナルグッズ販売し、売り上げの一部が動物保護団体に寄付されます。てらちあさんは地域猫を描いたTシャツやクリアファイルを販売しました。

1匹の猫とのやりとりによって、人生が大きく変わりもしたてらちあさん。その猫ライフが、より漫画化されることを期待したくなります!





