企画

これは欲しい!まるっとしたフォルムと個性豊かな毛色がかわいい「にゃんこプランター」

心の栄養となるような造作を、多くの人に届けたい――。そう思い、動物をモチーフにした作品を多く生み出しているのが、作家のECHIDNAYA(エキドナアヤ)さん。

ECHIDNAYAさんが生み出す作品の中で、今、猫好きの心を捕らえているのが毛色の個性が豊かな「にゃんこプランター」。

まるで絵本に登場するキャラクターのような温かみを感じさせる「にゃんこプランター」は、購入者の日常に笑顔を生み出しています。

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ポリウレタン樹脂の動物に植物を乗せた、オンリーワンのプランター

美術系の短大を卒業したECHIDNAYAさんは造形会社に勤務した後、立体造形の重要性に思いを馳せ、会社で学んだ技術を活用し、作家として活動するように。

ECHIDNAYAという屋号は「Echidna」と「Aya」をくっつけたマークのようなものなのだとか。

Echidnaは直訳すると、ハリモグラ。ハリモグラは針のような毛を生やしていますが、それを武器にして他の動物を攻撃することはありません。平和主義な彼らを見習い、私も平和を愛して、独自の表現でモノ作りをしたいと思っています。

自分のデザインを立体化させ、何か実用的な作品を作りたい。そう考え、立体の動物に植物を乗せたプランターを発想したのは、2008年のこと。翌2009年に、個展で作品を発表しました。

ハリモグラのプランター

当初は「自然と造形の融合作品」をテーマにし、本物の植物を使用していましたが、お店での展示販売や海外へ作品を送る時に心配になったことから、ドライフラワーや造花などで作品の小さなへこみにフラワーアレンジを施すという現在の作風になったのだそう。

昔から、動物は好きでした。ポリウレタン樹脂製で固いけれど、柔らかみやかわいらしさを感じられ、緑やお花があったら楽しいだろうという想いから、動物をチョイスすることが多いです。

デフォルメした動物作品を手掛けるのは、自身がオリジナルキャラクターのような造形に心惹かれるから。

もしかしたら、動物は私にとって表現方法のひとつなのかもしれません。

これまで制作した中で一番思い入れが強かったのは、「ツチブタのプランター」。

個展を開いた2009年、来場してくれた花屋さんから、とある美術館での展示の誘いを受けたECHIDNAYAさんはツチブタとカメレオンのプランターを作ることに。

美術館ということもあり、少し変わった動物のプランターを作りたいなと。休み時間を使って会社で制作し、残すは塗装のみという段階になりました。

ところが、その時思わぬ悲劇が。なんと会社が火事になり、制作していたツチブタが燃えてしまったのです。

奇跡的にカメレオンは無事でしたが、展示には間に合わず、キャンセルすることに…。

その後、完成したカメレオンのプランター

以来、ツチブタへの想いがずっと心に残っていたECHIDNAYAさんは5年後、小さな「ツチブタプランター」を制作し、ハンドメイドサイトで販売。

すると、「ツチブタプランター」は真っ先に売れたのだとか。

だから、一番思い入れがあります。でも、マイナーなのか、よく分からない動物とみられるようで、その後の売れ行きは好調ではなく…。少し悲しいですね(笑)

1点ものの作品制作から生まれた「にゃんこプランター」

ECHIDNAYAさんが「にゃんこプランター」を制作するようになったきっかけは2013年に、あるお客さんから「お世話になっている猫好きの人にプレゼントする猫プランターを作ってもらえないか」と相談されたこと。

伸びている猫に植物が入っている姿がすぐ頭に浮かび、制作を決意しました。

一点物として作った「にゃんこプランター」

以降、様々なにゃんこプランターを作るようになったECHIDNAYAさんは“オリジナルの猫”を表現するため、顔づくりにこだわってきました。

デフォルメしているため、多少つじつまが合わず、小さな多肉植物をギリギリ植えられるサイズなので、もしかしたらプランターとは呼べないかもしれません。でも、他の作品にも言えることですが、どこから見ても違和感がなく、かわいいと思ってもらえるような作品になるように心がけています。

ECHIDNAYAさんのもとには日々、「にゃんこプランター」を購入した人からの喜びの声が届いているよう。

お客様からはフォルムがかわいい、質感が陶器みたいという感想をよくいただきますね。

そう話すECHIDNAYAさんは想いをこめて制作した猫たちが各家庭で大切に愛でられることを願っています。

落としたり、引っ掻いたりしますと破損の恐れがあるので、丁寧に扱っていただけると大変嬉しいです。

なお、現在、ECHIDNAYAさんはプランター以外の作品も制作中。

今後の目標は、作品の購入も可能な小さなアトリエ兼ギャラリーを持つこと。

今の作風を保ちつつ作った、少し大きめの作品をギャラリー内に置き、月に1回くらい作品を並べるオープンギャラリーの日を作って、お茶でもしながらお話したいです。

その夢が叶う日まで、公式HPインスタグラムなどでも、ECHIDNAYAさんが生み出す優しい世界を堪能してみてはいかがでしょうか。