企画
野良のボス猫が人好きに!老舗の茶農家「𠮷田茶園」の看板猫になったコメくん

野良のボス猫が人好きに!老舗の茶農家「𠮷田茶園」の看板猫になったコメくん

創業1839年の歴史を誇る、茨城県古河市の𠮷田茶園は6代続く老舗の茶農家。おいしいと喜んでほしい、幸せなお茶時間を過ごしてほしいとの思いを抱きながら、緑茶や紅茶の生産・販売を手掛けています。

そんな茶園で看板猫として活躍しているのが、元野良猫のコメくん。

コメくんは、スタッフさんや茶園を訪れたお客さんをほっと和ませる存在になっています。

スポンサーリンク



地域のボス猫だった野良猫が茶園の看板猫に!

いかつい目を光らせながら地域のボス猫に君臨していたコメくんは、ある日突然、吉田茶園に出現!茶工場を荒そうとする姿を見て、園主さんらは困惑しました。

そこで、道にお米を点々と置き、誘い出すことに。10日ほどかかり、作戦は成功。

とても用心深く、賢くたくましくて、これまで野良として生きてきたんだなぁと強く感じました。

捕獲時、コメくんは猫風邪を患っており、後ろ足をひきずって歩くほどの怪我もみられたそう。

あまりに痛々しい姿に心を痛め、野放しにはできないと感じたため、園主さんらは元気になるまでケアをしようと決意。しばらく、ケージの中で過ごしてもらうことにしました。

コメくんの心に配慮し、ケージには隠れられる段ボールを用意。園主さんらは毎日、ごはんをあげたり、トイレを掃除したりするだけでなく、ケージを通り過ぎる時には段ボールの中に姿を隠すコメくんに話しかけていたそう。

すると、コメくんの態度に変化が。ある日、急に抵抗なく触らせてくれ、自ら近寄ってきてくれるようになったのです。

嬉しかったです!心を開いてくれた後には病院に連れて行ってワクチンを打ったり、風邪薬をもらったりしました。

やがて、コメくんの体調は回復。元気になった姿を見て、園主さんらはコメくんをリリースしようと考えました。

野良歴も長いし、彼の自由を奪うのは人間のエゴかなと思ったからです。でも、もともと縄張りであり、新鮮な水とご飯が毎日配給されることから、自然と居着くようになりました。

スポンサーリンク



茶園では接客や広報を担当

こうして、𠮷田茶園の看板猫に就任することとなったコメくん。1日のタイムスケジュールは、とてもコミカルです

起床は、午前8時30分。園主さんにごはんを催促して、ゆっくりと朝食を済ませ、出勤。入店したスタッフへ「おはよう」と声をかけ、ナデナデを催促します。

開店前に人が集まってくるのが嬉しいみたいで、「おはよう」と発音しながら迎えてくれます!教えたつもりはないけれど、いつの間にか言えるようになっていました。

その後は店頭の窓辺から外を眺めつつ、ニャルソック。お昼にはアニマルセラピストとして、スタッフの膝に乗り、メンタルケア業務に勤しみます。

爆睡すると、じわじわと確実に落ちていきます。膝で寝ている最中、頭がソファへめり込んでいく様子がおもしろいです!

コメくんは来店したお客さまへの接客も担当。撫でられたり、写真撮影のモデルをしたりと大活躍します。

店頭への出勤は、基本朝から夕方まで!気分によっては閉店時間まで出勤しないことも。稀にお客様の膝でくつろぐので、爪が引っ掛かりにくい服装がおすすめです。

接客を楽しみ、就業時間の17時を迎えるとコメくんは勤務を終えたスタッフの膝を狙い、猫語で交渉。

触れ合いを満喫した後、夕食を摂ります。

食事はよく噛んで食べるのでゆっくり。1食分を複数回に分けて食べる癖があるみたいです。

食後はスタッフを誘い、お散歩タイムを楽しむことも。コメくんは賢く、茶葉には興味を示しません。お散歩タイムには、茶畑の隣にある道を歩くのだとか。

食べ物でもお魚に対する興味がなかったりと、野良時代に色々と経験済みたいです。お茶を淹れることが多いので、コメさんがテーブルに乗り出さないように注意しています。

知的なコメくんは、広報担当としても活躍しています。Twitterでは日常を公開し、茶園のYouTubeにも登場。企業コラボでのポスター出演も果たし、吉田茶園の知名度をよりあげようと奮闘しています。

コメさんが看板猫に就任してから、お客様もスタッフも笑顔が増えました。忙しいお茶や紅茶の時期にも、ほっとする時間が生まれて仕事のメリハリがついています。

園主さんらは来年から、8月18日の「お米の日」をコメくんの誕生日として祝うことにしたそう。

落ち着いているので、よく10歳以上かと訊かれるんです!でも、推定年齢は4歳。夏頃に生まれたと獣医さんから聞いていたので、新しくお誕生日を定めました。

誕生日は今秋に決めたため、お祝いは来年が初めて。

よろしければ、お誕生日をお祝いしてあげてください!もちろん、いただいたメッセージは普段どおりコメさんへ伝言しますね。コメント、お待ちしています〜!

来年のお米の日には優しい祝福の言葉が、多く飛び交いそうです。