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「オーダーメイドの車椅子をあげよう!」 下半身麻痺の猫が初めて”4本足”で歩けた日

「オーダーメイドの車椅子をあげよう!」 下半身麻痺の猫が初めて”4本足”で歩けた日

下半身不随の雨ちゃんはこの日、新しい世界を知ることになります。なぜなら、飼い主さんが雨ちゃん専用の車椅子をオーダーしてくれていたから。心のこもったビッグプレゼントを前にした雨ちゃんは、果たしてどんな反応をしてくれるのでしょうか。

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飼い主さんは後ろ足のリハビリが進み、回復の可能性が高まることを願って、雨ちゃんに車椅子をプレゼントしました。開封時には、宅配のビニール袋が大好きな同居犬のボウちゃんがお手伝い。楽しそうに、梱包用のビニールを力いっぱい引っ張ってくれました。

大きな箱から何が出てくるのか、雨ちゃんも興味津々な様子。飼い主さんの近くに行き、開封式を見守ります。

飼い主さんが雨ちゃんのために選んだ車椅子は、かわいらしいピンク色。初めてみる車椅子に雨ちゃんは、ちょっぴり警戒しているよう。クンクンと匂いを嗅ぎ、安全性をチェックします。

専用のジャケットを着用し、早速、車椅子を体験することとなった雨ちゃん。心なしか、お顔は、キリッ。やる気がみなぎっているように見えます。

雨ちゃんにジャストフィットするように作られたこの車椅子は移動が楽になるよう、軽量で丈夫な素材を使用。クッションやサポートベルトもついており、安心して乗ることができます。

車椅子に乗り、初めて4本足で歩く感覚を味わうこととなった雨ちゃんは、どことなく緊張した様子。そこで、飼い主さんはボールを使いながら、ゆっくり歩行に慣れてもらうことにしました。

やがて、雨ちゃんは徐々に車椅子の仕組みを理解し、短い距離を歩いてくれるように。初めて4本足で歩くことができた愛猫の姿を見て、飼い主さんは感動。雨の中で保護した日や安楽死を選ばなかった日のことを思い出し、胸が熱くなりました。

車椅子があれば、雨ちゃんは自力でご飯を食べることも可能に。車椅子を味方にして、自分の世界を広げ始めました。

初めはやはり違和感があるのか、長い距離をなかなか歩いてくれませんでしたが、飼い主さんは工夫。雨ちゃんが大好きなお兄ちゃん猫のムーンくんに協力してもらい、歩行訓練に励んでもらうことにしました。

内気なムーンくんを心配し、車椅子で追いかける雨ちゃん。その姿を見ると「頑張って!」とのエールを送りたくなります。

少しずつ世界を広げ始めた雨ちゃんのニャン生が、これからも笑顔溢れるものでありますように。