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愛猫のかわいい仕草を残したくて「猫漫画」をスタート!心優しいおニブ猫・ぷんちゃんと家族の日常にほっこり

愛猫のかわいい仕草を残したくて「猫漫画」をスタート!心優しいおニブ猫・ぷんちゃんと家族の日常にほっこり

猫と暮らす空気感や温かい雰囲気が届き、優しい気持ちになってもらえたら嬉しい――。そんな想いを込めながら、愛猫ぷんちゃんとの日々を漫画化するのは、イラストレーターの山麦まくらさん。

エッセイ漫画家でもある山麦さんは、ゆるかわいいタッチで猫が持つ温かさや人間とのユニークな交流を描いています。

愛猫のかわいい仕草やエピソードを形に残したくて漫画化!

愛猫ぷんちゃんは、2022年の秋にお店で一目惚れして迎えた子。お迎え当初はやや戸惑っていたものの、自然と家族に馴染んでいきました。

名前は、寝息がプゥ…という音だったからことから。初めて聞いた時、猫から出る音だと思えず、何の音か、家中をくまなく捜索しました(笑)

ぷんちゃんは、人見知りをしないおっとりさん。早すぎる猫じゃらしは追いかけられないという、ニブい一面も山麦さんの目にはかわいく映ります。

軟(ニャン)体動物のような寝相も愛おしい

一緒に過ごす中で見た、たくさんのかわいい仕草やエピソードを形に残したいし、他の人にも知ってもらいたい。そう思い、山麦さんは2025年4月から、ぷんちゃんとの日常を漫画で描くようになりました。



キャットタワーから降りられない“おニブさんな個性”も漫画で記録

山麦さんの猫漫画には、飼い主のおやつを自分のものだと思い込む猫の姿など、共感できる“猫飼いあるある”がたくさん詰め込まれています。

また、ぷんちゃんらしい個性にクスっとさせられることも。例えば、あまり運動神経がよくないぷんちゃんがキャットタワーから降りられなくなった時のエピソードは、虚無感漂う表情がかわいく、二度見、三度見してしまいます。

これまで描いてきた猫漫画の中で、特に山麦さんの心に残っているのは、ぷんちゃんがいつも尻尾をあげている理由が分かった時のエピソード。

不機嫌顔に見えていたけれど、実はいつもルンルンだったのかあ~という発見がありました(笑)

また、ゴロゴロ音で命を感じた日も、山麦さんにとっては忘れたくない思い出。

近づいたら、心臓の音より、上機嫌な猫特有のゴロゴロ音が聞こえてきてかわいかったです。

なお、ぷんちゃんは日頃、お子さんの寝かしつけが終わるのをドアの前で待ってから甘えるのだとか。

空気を読んだ優しくて健気な愛情表現に、山麦さんは大きな癒しを貰っています。

我が子と愛猫の“微笑ましい交流“にも癒されて…

穏やかな性格のぷんちゃんは、お子さんにも優しい態度で接してくれているそう。年齢的には年下ですが、まるでお姉ちゃんのようにお子さんの遊びに付き合ってくれることもあるのだとか。

そうしたぷんちゃんの優しさを受け、お子さんも猫好きに。ぷんちゃんが子猫の頃には山麦さんと一緒に、猫用のおうちを制作。ソファで眠るぷんちゃんに、優しくタオルをかけてあげたこともあったそうです。

ぷんちゃんも嫌じゃなかったのか、しばらくそのまま寝転がっていました。

猫は思いがけないところで、人間が思っている以上の信頼と愛情をくれる。ぷんちゃんと暮らす中で、そう感じた山麦さんは愛を愛で返せるよう、これからもぷんちゃんを守っていきたいと思っています。

猫がいるだけで、何か発見がある。自分の漫画を通して、猫と人間の何気ない共同生活の中にある“愛の形”が伝わったら嬉しい。そう話す山麦さんの猫漫画は、愛猫と暮らせることの尊さを改めて実感させてくれます。