ジャックスくんは、「猫一倍」気難しい猫。保護猫シェルターでは誰にも懐かず大暴れ。シェルタースタッフもお手上げです。「ジャックスはもう路上で生きていくしかないのでは…」。そんなジャックスくんに、運命の出会いが訪れます。
施設で心を閉ざしていた保護猫との出会い

ある日、シェルターを訪れた投稿主さん夫婦。かわいい猫たちに紛れて、「凶暴猫」ジャックスくんに出会いました。ジャックスくんは、シェルターの環境に慣れることができず、周囲の誰とも仲良くできません。「この子は路上でしか生きていけない。数日後にはリリース予定なの」。

17年連れ添った愛猫を亡くし、新しい子をお迎えしようかと考えていた奥さんは驚きます。「もしかして、うちでなら……。でも夫がいいって言うかしら」。夫のマークさんは「猫派」ではないし、新しい子をお迎えするにはもう1年ほど待ちたいと考えている様子だったからです。
運命の出会いと芽生えた絆

一応ジャックスくんと対面してみることにした夫妻。ジャックスくんは、奥さんには冷たい反応を返します。ところが、マークさんが抱き上げた途端、なんとわずか10秒で、マークさんの膝の上に丸く収まってしまったのです!「凶暴」のレッテルが嘘のように、あっという間に絆を深めたふたり。誰もが驚く反応でした。猫は自分で自分の飼い主を選ぶと言いますが、まさにジャックスくんはマークさんを運命の相手として選んだのでした。
飼い主も驚くほどの甘えん坊に!不思議なこだわりも

おうちに迎えられてからのジャックスくんは、攻撃的なところなど一切見せず、とびきりの甘えん坊に大変身。毎朝マークさんが起きると一緒にバスルームへ走っていくという、かわいらしいモーニングルーティンも日課になりました。

お迎えして数週間は全く鳴きませんでしたが、今では小さなかわいい声で鳴いてくれます。ただひとつ不思議なこだわりは、夜は絶対にベッドで一緒に寝たがらないこと。ふかふかのベッドや枕ではなく、1階のリビングの床のど真ん中で何も敷かずに寝るのが好きなのだとか。

「シェルターで凶暴だと言われていたなんて、今では信じられません」と語る奥さん。ジャックスくんには、意地悪なところなど少しもありませんでした。きっとただ不器用なだけなのでしょう。この先も、ふたりの日常の中に多くの笑顔が咲きますように。





