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両前足に7本の指がある“多指症”のシニア猫――15歳で出会った飼い主と過ごす“幸せの記録”

両前足に7本の指がある“多指症”のシニア猫――15歳で出会った飼い主と過ごす“幸せの記録”

飼い主さん宅で暮らすのは、たくさんの子猫を主産し、シニア期にようやく避妊手術を受けたサビ猫ちゃん。ふたりの出会いは、サビ猫ちゃんが15歳の頃。飼い主さんとの生活を通して、サビ猫ちゃんは笑顔を取り戻しました。



シニアのサビ猫ちゃんは耳が聞こえないからか、怖がりで内気な性格。保護される前は適切な環境で過ごしていなかったのか、口腔内の状態が悪かったそう。

保護後には、抜歯手術を受けていました。

飼い主さんはサビ猫ちゃんのシャイな性格に心惹かれ、お迎えを決意したそう。すると、サビ猫ちゃんの表情や行動に変化が…。喉を鳴らし、幸せそうな顔を見せてくれるようになったのです。

おばあちゃん猫ではあるけれど、サビ猫ちゃんは遊ぶことも大好き。自分ができる遊びを見つけ、日常を楽しみます。

飼い主さんはそんな光景を微笑ましく見守りつつ、スキンシップ。交流を深める際には、サビ猫ちゃんの耳が聞こえないことを配慮し、驚かせないように意識しています。

サビ猫ちゃんには、猫の友達もできました。2匹は寄り添い合いながら、まったり過ごすこともあるようです。

実はサビ猫ちゃん、通常よりも指が多い「多指症」。両方の前足には、7本の指があるそう。飼い主さんはそうした個性も含め、ありのままの姿を愛しています。

出会いべくして出会った――。そんな言葉が、ふたりには似合う気がしてなりません。サビ猫ちゃん、これからもたっぷりと愛情を感じながら幸せなニャン生を謳歌してね。