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お顔のでっかい野良猫くん、その名も「不機嫌さん」が家猫になったきっかけの大事件とは!?

お顔のでっかい野良猫くん、その名も「不機嫌さん」が家猫になったきっかけの大事件とは!?

アンジェラさんは最近気になっていることがありました。家の近くに、1匹の野良猫が住み着いているようなのです。その野良猫ときたら、やたらお顔が大きくて、いつもとっても不機嫌。いつしか、そんなクセの強い野良猫くんを、アンジェラさんは「ミスター・クラブス(不機嫌さん)」と呼ぶようになりました。

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愛着がわいたアンジェラさんが、ごはんをあげるようになっても、ミスター・クラブスは不機嫌。三白眼でにらみつけ、シャーッと威嚇します。それでもアンジェラさんは気にしません。「おはよう」「いい子ね」と声をかけ続けます。

ミスター・クラブスが心を許すようになったのは、半年ほどたった頃。「ニャー」と案外かわいい声で鳴くようになり、テラスでアンジェラさんを待つようになりました。アンジェラさんが、家のドアを開けてあげると、おうちに入って興味津々。

「いつかうちの子にしたいわ。でも、焦らない」。少しずつ距離を縮めていたアンジェラさんですが、ここで大事件が起こります。ミスター・クラブスが、道で事故にあい、大けがをしたのです。アンジェラさんは大急ぎで病院に連れて行きました。病院に迎えに行くと、ミスター・クラブスは憔悴していました。ケーキの箱に入れられて帰ってきたミスター・クラブス。「痛いのね、かわいそうに」。アンジェラさんは、やさしくお世話をしてあげます。

アンジェラさんのお世話が功を奏して、ミスター・クラブスはじきにごはんを食べるようになりました。ソファに飛び乗ることができたときには、アンジェラさんは大喜びします。家猫への関門・トイレもマスターし、ミスター・クラブスはすっかり家猫としてなじんでいる様子です。

すっかり優しいまなざしになったミスター・クラブスですが、やっぱりお顔は大きいまま。でも、「不機嫌さん」の名前は、そのうちなじまなくなるかもしれませんね。