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【保護猫ストーリー】警戒心の強い猫が“心を開いた瞬間”――「かぎ編み」で築いた信頼関係

【保護猫ストーリー】警戒心の強い猫が“心を開いた瞬間”――「かぎ編み」で築いた信頼関係

保護施設から引き取られたこちらの猫ちゃんは新しいおうちに上手く馴染めず、緊張の日々…。しかし、飼い主さんが作る“かぎ編み作品”に興味を持ってからというもの、猫ちゃんの日常は大きく変化。かぎ編みが、2人の距離を縮めてくれたのです。



おうちにきた当初、猫ちゃんは動物保護施設にいた頃と同じように警戒心を露わにしていました。

予想外の動きや不規則な音は、大の苦手。耳にするたびに驚き、来客時には物陰に隠れて姿を消していました。

安心できる暮らしをさせてあげたい…。飼い主さんはそう思い、試行錯誤。猫ちゃんの心を開かせたのは、意外なきっかけでした。

ある日、飼い主さんはかぎ編みで巨大なカメを作ることに。すると、猫ちゃんは興味を持ち、近くで様子をうかがい始めました。

巨大なカメが出来上がると、猫ちゃんはその上でスヤスヤ。飼い主さんは、かぎ編みが互いの猫ちゃんの警戒心を解いてくれたように感じ、嬉しくなりました。

その後、飼い主さんは猫ちゃんのためにかぎ編みで巨大な「アボカドベッド」を制作。猫ちゃんは、ふかふかのアボカドベッドでくつろぐことが大好きになりました。

そんな姿に癒されて、飼い主さんの創作意欲はより向上。喜んでくれそうな“かぎ編みのネズミ”を作るなど、優秀な助手となった猫ちゃんと一緒に制作タイムを楽しんでいます。

いま、猫ちゃんは飼い主さんが作る作品の品質担当管理担当者に就任。少しずつ、飼い主さん以外の人にも姿を見せるようになりました。

この先も、愛猫のために作品を作り続けていきたい――。そう話す飼い主さんは今後も、愛猫想いなユニークな作品を多数生み出していきそうです。