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「飼い猫の健康を維持していくためには、些細な異変に気づけるようになることが大切」。
そんなことをしみじみと実感させてくれるのが、かろさんが実体験を元に描いた猫漫画です。
大切な飼い猫が失明したときの話を細かく描いた猫漫画には「タメになる」との声が多く寄せられ、twitter上で大きな反響を呼びました。
ウチの猫が失明した話。
もっと早く気付けていれば進行を遅らせることは出来たかもしれない。
猫飼ってるフォロワーさん多いし、腎機能は症状が出始めた時点でもうかなり悪い状態らしいので高齢の猫を飼ってる人は症状がなくても一度病院で診てもらってほしい。かかりつけ医大事。 pic.twitter.com/SqmDiVgam2— かろ (@aqbl_000) 2018年4月18日
猫の失明は家庭で見極めることが難しいからこそ、こうした雑学系の漫画はとても参考になりますね。
今回、漫画内で描かれている愛猫は、現在15歳のおばあちゃん。
かろさんよれば、7歳のとき、お母さんに「飼いたい」と言って、知り合いから譲ってもらい、家族になった子なのだそう。
たくさんの愛情を受けながら育てられた猫ちゃんは、老猫には見えないくらい美しい被毛をしています。
そして、猫ちゃんは現在、月一で病院へ通いながらも元気に暮らしているそう。
視力は失ってしまいましたが、家の構造や家具の配置を覚えているようで、物にぶつかりそうになってもヒゲを活かして、物との距離を見極め、自由に歩くこともできているのだとか。
そのため、かろさんは、なるべく家具の配置を変えないように心がけておられます。
また、かろさんは普段からたくさん声をかけ、猫ちゃんが安心できるような環境を作っているよう。
こうした配慮があるからか、猫ちゃんはおうちの中でリラックスしながら暮らせています。
気持ちよく眠る猫ちゃんの姿を見ていると、限りある命を大切に守っていきたくなりますね。
猫は、人間のおよそ4倍速で年齢を重ねると言われています。
だからこそ、かろさんは「よく観察し、できる限り長く一緒に暮らせるようにしたい」とも思われているよう。
今後も何か知ってほしいと感じたことがあれば、雑学的な猫漫画を披露しようと考えておられるとのこと。
かろさんの温かい言葉や漫画は、私たちに命の大切さを再確認させてくれるような気がしますね。
子宮蓄膿症の恐怖とは?
そんなかろさんには、今回のケース以外にも印象に残っている出来事があります。
それは、飼い猫が「子宮蓄膿症」にかかってしまったときのことです。
ある日、飼い猫の鳴き声に異変を感じたかろさんは、一日中張り付いて様子することに。
すると肛門から白い液体が出てくるのを発見したため、慌てて症状を調べてみると子宮蓄膿症の可能性が高いこと分かったのだそう。
その後は、すぐに病院へ連れて行き、手術を行うことになりました。
その際、病院で獣医師から「あと3日遅ければ、危なかった」と言われ、かろさんは「なぜもっと早く気づけなかったんだろう」と自分自身を責めてしまったのだそう。
しかし同時に「様子見をせず、すぐに病院へ連れて行ったよかった」とも思えたため、早期発見・早期治療の大切さを実感されたのです。
かろさん宅の愛猫を苦しめた子宮蓄膿症は避妊手術で予防ができる病気でもありますが、猫はグルーミング時におしりを舐めてしまうため、飼い主さんは白い液体を見逃してしまうことがあるかもしれません。
そのため、繁殖の予定がない方は避妊手術での対策を考えてみるのもひとつの方法だといえるでしょう。
今回、かろさんは語ってくださった愛猫の病気は、どんな猫にも起こり得るものです。
言葉を伝えられない飼い猫を命を守るためにも飼い主さんは、普段からスキンシップをしっかりと取ったり、老猫になる前に信頼できるかかりつけ医を探したりしていきましょう。
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