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まるで猫版の「みにくいアヒルの子」!リンゴ1個に満たなかった未熟児子猫が美猫に成長

まるで猫版の「みにくいアヒルの子」!リンゴ1個に満たなかった未熟児子猫が美猫に成長

エリンさんのおうちには「ネズミちゃん」がいます。といっても、本当のネズミではありません。「マウス(mouse)」ちゃんという名前の猫なのです。



その名前の理由は、マウスちゃんが本当に小さな小さな、未熟児で生まれた子猫だったから。「子猫ではなく、小さなネズミのように見えたの」とエリンさんは話します。未熟児として生まれ、経管栄養と保育器のお世話を経て、きょうだいの中で1匹だけ生き残ったマウスちゃん。その大きさは、まだリンゴ1個分にも足りません。

ACアダプターと比較しても、この通り。大きな瞳と小さな手がとっても愛らしく見えます。

エリンさんが髪の毛につけていたシュシュをつけて、ランウェイを歩くモデルのようにさっそうと歩くマウスちゃん。リボンが大きすぎるところまで「めちゃくちゃカワイイわ!」と、エリンさんはメロメロです。

おおかたの人が「この子は6カ月も生きられないだろう」と思っていました。でもエリンさんは、「みにくいアヒルの子」のようなマウスちゃんに、奇妙にひきつけられました。「この子は、私の人生に欠かせない存在になる、と思ったの」。

エリンさんの手厚いお世話もあって、マウスちゃんは小さいながらもスクスクと育ちました。遊ぶにもなにをするにも大騒ぎ、先住猫のごはんにも突撃し、小さなお口でガジガジとかみつきもするのです。「生意気なマウスちゃん」とエリンさんは評します。

そして9カ月後。マウスちゃんはしなやかで美しいグレー色の美猫に成長しました。「白鳥に変身したアヒルの子」を地で行く変貌ぶりに、エリンさんもびっくりです。

「この子をこうして育てたことは、私の人生で成し遂げた『やりがいのあること』のひとつだわ」。エリンさんはより強い絆を、成長したマウスちゃんとの間に感じているそう。「人生の友となる」というエリンさんの予感は的中したのですね!