雪の降るニューヨークで、ひとりぼっちで助けを求めるように鳴いていた猫。保護された彼には「マーク・アンソニー」というカッコいい名前が付けられました。ようやく寒さから逃れられたものの、その体には深刻な感染症が。さらには、もうひとつの大きな試練が待っていました。
雪の中で助けを求めていた猫

動物保護団体「Puppy Kitty NYCity」に救助された猫、マーク・アンソニー。団体のスタッフは急いでマーク・アンソニーを獣医さんのもとへ連れて行きました。しかし、告げられたのはつらい現実。「前脚の感染はすでに深刻な状態にまで進んでいます。命を守るためには、脚を切断するほかない」。

突然、3本の脚で生きていくことになったマーク・アンソニー。それでも少しずつ新しい体に慣れ、懸命に回復していきます。
仲間たちが次々と家族のもとへ
治療を終え、痛みからは解放されました。しかし、猫白血病ウイルス(FeLV)陽性であることもあり、マーク・アンソニーは、長い時間をケージや預かり宅で過ごすことになりました。

周囲にいた猫たちは、ひとり、またひとりと新しい家族に迎えられていきます。そんな仲間たちを見送りながらも、マーク・アンソニーは人から差し伸べられる手を受け入れ、少しずつ心を開いていきました。穏やかで優しい彼にも、いつか「自分の番」がやってくるのでしょうか。
待ち続けたマーク・アンソニーにも、ついに“その日”が

長い時間を経て、ついにマーク・アンソニーを家族として迎えたいという人が現れました。動画の後半に映るのは、安心できる場所で幸せそうに過ごす彼の姿。雪の中で必死に鳴いていた頃とは別猫のような、柔らかな表情を見せています。

前脚を失い、ほかの猫たちの旅立ちを見送りながら、それでも自分を愛してくれる家族を待ち続けたマーク・アンソニー。やっと巡ってきた「ぼくの番」に、胸がいっぱいになりますね。





